タクシン元首相がタイの若者の頭脳流出に懸念を表明

軍事クーデターにより現在国外逃亡中のタクシン元首相は、若者は自国の経済が好調である場合にのみ海外への「頭脳流出」を阻止できるとコメントしました。

先週反政府デモグループは、タイの政治的および経済的状況に抗議するために「ヤーイプラテートカン・ター」(国を離れよう)と言う名のFacebookページを開設しました。
すると即座に50万人以上のフォロワーを獲得し、多くの人が海外での生活の経験を共有し、タイを離れる際のアドバイスを提供しました。

タクシン氏はこれについてコメントし、フォロワーのほとんどが25歳から35歳であると述べ、多くのタイ人が国内の状況から逃れるために海外での生活に希望を見出していると指摘しました。
「誰もがより良い未来のために奮闘しています。情報は今は共有しやすく、タイが彼らに明るい未来を提供し​​ていないことは明らかです」とタクシン氏は言います。

タクシン氏はまた、世界的にも人口が高齢化しているため、多くの国が若者を必要としており、海外ではより良い機会があるだろうと述べました。
したがって、彼は「ヤーイプラテートカン・ター」のような活動を誰も非難されるべきではないと述べています。
代わりに、若い世代がタイで活躍できるよう経済を改善する必要があるとも付け加えています。

私は右でも左でもありませんが、この指摘は的を得ていると感じています。
インターネットを利用している若い世代には、もはや古きを押し付けても窮屈なだけとなるでしょう。
必要なのは調和です。

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