タイ国内産アストラゼネカワクチン予定通り遅れてる? いや、予定通り届けられるとサイアムバイオ社。

なかなか情報を公開してこない謎のタイ王室資本の企業、サイアムバイオサイエンス関連のニュースです。

タイでアストラゼネカ新型コロナウイルスワクチンの製造を請け負っている、タイの地元バイオテクノロジー企業であるサイアムバイオサイエンスは、必要なチェックに合格すれば、ワクチンを予定どおりに届けることができると確信していると語りました。

同社は現在、製造したワクチンのサンプルを品質検査のためにヨーロッパと米国のいくつかの研究所に送る過程にあるといいます。

サンプルが承認されると、サンプルはアストラゼネカに送られ、アストラゼネカはワクチンをタイ食品医薬品局(FDA)に登録することができ、その後大量生産して国内で使用できるようにする予定です。
FDAの承認を得た後、サイアムバイオサイエンスはワクチンの生産量を増加させていく方針とのことです。

予定通り7月にアストラゼネカに送られ、最終的な品質と安全性の検査が行われるとのことです。

サイアムバイオサイエンスは、同社の工場はアストラゼネカの同じ技術を使用しているため、オーストラリアや韓国の他のメーカーとほぼ同じ速度でワクチンを生産できると述べています。
政府の副報道官は以前、6月には600万から1000万回分のアストラゼネカワクチンを使用できるようになると述べていました。

現時点での検証報告では、アストラゼネカワクチンを神格化することはできませんが、それでも新型コロナに対抗する一つの手段ではあります。
なんとかこの負のスパイラルを、幾分かでも止められるよう早く一般に流通することを願うばかりです。

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