【ピピ島】プラスティックごみが、舗装道路に生まれ変わる!

中食産業の盛んなタイの生活スタイルですが、持ち帰り用のプラスティックごみは、世界でもトップクラスの産出量です。
豊富な自然が観光産業や農業生産の基盤ではありますが、このプラスティックごみ問題は、その自然に大きく影響を及ぼしています。
そうした状況にタイ政府もようやく重い腰をあげ、プラスティックごみの削減や再利用に動き出し始めました。

プラスチック廃棄物は、衣類や家具など、さまざまな有用なアイテムにリサイクルされています。
今回初めてプラスチック廃棄物が海辺の道路に生まれ変わるという画期的なリサイクルが実施されました。

プラスチック廃棄物から作られた初めての道路は、タイのクラビー県にあるノッパラットタラビーチのムーコ・ピピ国立公園にあります。

使用済みのコーヒーパッケージを粉砕してアスファルトと混合し、10,270キログラムのプラスチック廃棄物混合物を作成し、6,000平方メートルの道路を舗装しました。

プラキット国立公園野生生物植物保護局副局長は、プラスチック廃棄物を削減するために他の国立公園などでリサイクル技術が使用されることを望んでいると語りました。

コスト面よりも、リサイクル面を重視した自然に優しい社会になると良いですね。
この豊かな自然が子々孫々へと受け継ぐことができるように。

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