【動画あり】ノーヘルの学生らから罰金を取らず、スクワットで諭すタイ警察。無免許と3人乗りはスルー?

Picture: Daily News

本日タイの地元メディアが苦笑いをしながらお伝えする映像がこちら。

タイの警察は、ヘルメットを着用せずに通学する若い学生を捕まえ、罰金を科す代わりに道端で奇妙な運動をさせました。

タイ南部のナコンシータマラートにあるトゥンヤイ学校に行く途中、交通警官がたったバイク2台にそれぞれ3人づつ、合計6人の生徒を逮捕しました。
理由は、ヘルメットをしていなかったからです。

警官はまず、道端で学生たちに整列するよう指示しました。
生徒たちは、まるでデジャブかのような内容のお説教に、辛抱強く耳を傾けているように見えます。

それから警官は、普通ヘルメットをつけず運転していたら罰金500バーツ(約1750円)だぞと諭し、彼らには違う「罰」を与えると言い、その場で肩を組みながら10回ほどスクワットをさせられました。

そして学生らは、バイクに乗って学校へと向かいました。

タイの交通事故死亡者の約80%は、ヘルメットをかぶらず運転していたためだと報告されています。
タイでは毎年交通事故で26,000人が死亡すると言われており、これは20,000人以上がバイクで死亡するということを意味します。

一方で多くの15歳未満の学生が、バイクで学校に行き来しています。
これがタイの日常です。
若い命を救うよりも、警察は笑顔でバイク通学をしている子供たちを見送っています。

そしてタイ社会、ある一定の一般の人々は、この日常を認めています。

はい。このニュース、たくさんの間違い探しクイズ形式となっていますが、お気づきでしょうか。
先ず、タイは免許を取得できる年齢が18歳からとなっています。
従って、未成年の学生がバイクを運転している時点で100%無免許運転なのです!

あと3人乗り。これも立派な違反。
ただタイの日常で3人乗りは、まだカワイイ方ですね。
学生だと4人乗りくらいは当たり前で、先日ご紹介した記事でも6人で乗っていましたね。

まだ気づきますか?

警察は、ノーヘルだと言いながら、スクワットをさせてからそのまま学校へ行かせましたね。
日本なら運転してはいけない状況の場合、バイクはその場に置いていかなければなりません。

ただこれを厳密に取り締まるとタイ社会が上手く回らない(本当はそんなことはないのですが)ので、バイクで若者が毎年記録的な死亡者数をたたき出していても、サバイディー(快適さ)を優先してしまうのですね。

都市部はドンドン国際化し急発展を遂げる中、こういったことをいつまで良しとすべきなんでしょうかね~。

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