カラーコピーしたお札を「ホンモノ」と認識してしまうタイのCDM。マネしちゃだめよ。

Photo: Chalit Poomruang

ナコンサワーンの警察によると、数百枚のコピーされた銀行券を現金預け入れ機(CDM)を介して口座に預けたとして、偽札製造と詐欺の疑いでカップルを逮捕いたしました。

ナコンサワーン警察は27日日曜日に、ナタポン・ナクパシング(27歳)とサシナパ・ナクパシング(21歳)を、ノンブア地区にある彼らの自宅で拘留したと述べました。
警察は、カラープリンター、オートバイ、2台の携帯電話、カシコーン銀行の帳簿とともに、所持している偽の500バーツ紙幣1枚と偽物100バーツ紙幣609枚を押収しました。

容疑者は、CDMを通じてカシコーンバンクのアカウントに偽の500バーツと100バーツで合計60,900バーツを預けたと言いました。

警察の捜査官は、CDMでセキュリティカメラの記録を調べました。彼らは、さまざまな場所でCMDを使用している容疑者らを発見しました。
容疑者らは、オートバイで現場へ行き、多くの預金をしていきました。

容疑者2人は、TikTokアプリで動画を見てアイデアを得たと告白しました。
彼らはプリンターと紙を購入し、いくつかの偽札を作りました。

彼らはCDMを使用していくつかの偽札を預けようとしました。
コピーされた偽札はマシンによって受け入れられ、金額はナタポン氏の銀行口座に送られました。

この成功に勇気づけられ、彼らはこれを全部で62回、合計60,900バーツ分の預金を実行しました。
そしてお金を引き出して、口座に入金されたお金の一部を使いました。

銀行側では、同社の一部の現金預け入れ機のセンサーに問題があることを認めています。

タイの銀行は問題大アリです。
以前、編集後記でも書きましたが、なんの不具合も示さず、通常通りお金を預けた時と同様に終了したにもかかわらず、実際はお金が預けれていなかったということがありました。
結果、機械の不具合ということでしたが、たまたますぐに気づいたのでよかったですが、気づかなかったらそのままとなってしまう事案でした。
このようにタイの銀行は、偽札も簡単にホンモノと読み取ったり、お金をただ単に飲み込んだりと、とても銀行とは思えないほどシステムが稚拙です。
ご自身の財産ですので、銀行を信用せず、確認を怠らないようにいたしましょう。

【編集後記】油断禁物!タイの自動現金預け機

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