【新型コロナ】チェンマイのコロナ騒動はまだまだ収拾できていないようです。

Photo: Panumet Tanraksa

観光シーズンに影響が出ないよう早めに収束宣言をだしたチェンマイ地方ですが、事態は簡単に終わりというわけにはいかなそうです。

チェンマイの北部メーアーイ地区で、美容師として働いていたアユタヤの女性が新型コロナウイルスで陽性であった判明しました。
医療チームは、感染源の特定とこの女性と接触をしたと思われる人への検査を行っています。

公衆衛生局長補佐のキティファン博士は、アユタヤの女性(30歳)は8月から12月までメーアーイの美容室で働いていたと説明しました。
ここで仕事をしている間、彼女はこの地区から遠出などはしていなかったようだ。

女性は12月16日にバスでアユタヤに戻りました。
彼女は12月19日に無症状のまま新型コロナの検査で陽性と言うことが発覚し、治療のためにバンパイン病院に入院した。

メーアーイにいる間、彼女は32人と密接に接触しました。
その内13人は高リスク、19人は低リスクと見なされました。 現在7人は陰性で、25は結果を待っている状態とのことです。

21日月曜日に、感染源を見つけるために、医療チームはメーアーイ地区の他の143人も検査しました。
チェンマイのムアン地区にあるコミュニティでリスクが高いと見なされた移民のグループからさらに232人が検査されました。

テスト結果はまだ出ていません。

キティファン博士は、医療チームは地元の人々や観光客の間で信頼を築くために、より多くの人々をランダムにテストし続けるだろうと述べています。

どんどん越境してくるミャンマーからの侵入者が端を発し、外患が内憂へと変化しつつある状況です。
この国の安全神話は、いつまで持ちこたえられるのでしょうか。
ただご注意頂きたいのは、ミャンマー人=感染者ということではありませんので、その点差別などに繋がらないよう情報を冷静に噛み砕いて消化頂ければと思います。

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