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ついにあの『ウルトラマン裁判』に一応の決着!
- 2020/9/24
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みなさん、ウルトラマンと言えば日本が世界に誇る特撮映像の金字塔とも言える、日本人の拠り所のような存在ですよね。
そのウルトラマンを放映する権利、いわゆる版権が、実はタイの会社にあったとしたら驚きですよね。
俗にいう『ウルトラマン裁判』。
タイのチャイヨー・プロダクションが、円谷プロ3代目社長、円谷皐が死去した半年後の1995年末頃より「ウルトラマンの権利は当社(チャイヨー)の所有。契約書も存在する」と主張し裁判となった事件。
その長きに渡る裁判にようやく一つの結論がでたようだ。
タイの最高裁判所の知的財産権および国際貿易部門は、日本のスーパーヒーロー・ウルトラマンに関する映画の著作権を主張してきたタイのプロダクションによる控訴を棄却しました。
Chaiyo(チャイヨー)Productions Company Limitedの所有者であるSompo Saengduanchai氏は、控訴裁判所の以前の判決(同じく棄却)に対して上訴しました。
これは、tsuburaya Productions Company Limitedがウルトラマンキャラクターの著作権の正当な所有者であるとの判決を意味します。
円谷プロダクションは、「ウルトラマン」シリーズのプロデュースで有名な日本の特撮スタジオです。
1963年に特撮作家の円谷英二氏によって設立され、2007年10月に広告代理店TYO Inc.へ会社を売却するまでファミリーによって経営されていました。
ソンポ―氏は、日本に滞在して映画制作を見学する留学中に、彼の発想でウルトラマンスーパーヒーローを創作したと語った。 「ジャンボA」「ウルトラマン1-ウルトラQ」「ウルトラマン2」「ウルトラマンセブン」「ウルトラマンリターン」「ウルトラマンエース」「ウルトラマンタロウ」「ジャンボーグエース」「ハヌマーンミーツセブン」これらすべてのスーパーヒーローが、彼の発想からだと。
最高裁の判決後、タイのプロデューサーはこの決定が、彼の映画に影響を与えることを恐れていると語り、そのいくつかは2012年以来、国家遺産の一部として登録されていると言います。
タイの裁判所なので、タイの味方をしそうな勝手な思い込みがありましたが、きちんと主張をすればきちんとした判決が下りるのだと安心しました。
しかし、裁判って長いですね。