ポイ捨ての人を見かけたら「忘れ物ですよ」と送り返して上げましょう

photo by The Pattaya News

フジテレビで痛快テレビ『スカッとジャパン』という、世の中の不条理に対しスカッとさせてくれるエピソードを紹介する番組があるが、これはあながち『スカッとタイランド』だろうか。

ナコーンナヨック県にあるカオヤイ国立公園は、美しい自然を楽しめるタイ人にも外国人にも人気の有名な観光地だ。
ただ人が集まるところには必ず、マナー違反を犯すものもいる。

そんな輩に『スカッとタイランド』!

天然資源環境大臣は、先週末に国立公園を訪れたタイ人の観光客のグループが、食品廃棄物などをきちんと所定の場所に捨てず、キャンプ場の周りに置き去りにしたまま帰ってしまいました。

このようなマナー違反は、国立公園の環境イメージを損ね、そのゴミをほんの一部でも飲み込んだだけで野生生物には、致命傷となってしまう可能性があります。

あまりにも悪質であったため、天然資源環境大臣は国立公園職員に、キャンプテントの前に積み上げられたすべてのゴミを小包に入れ、国立公園局の予約システムに記録されている観光客の住所に送り返すように命じました。

photo by The Pattaya News

ポイ捨ては、地元の警察署でも連日の報告が上がっており、国立公園法にも違反しています。

天然資源環境大臣は、「あなたが残したごみは、食べ物を探してそのエリアの周りに降りてくる野生動物たちを殺してしまう可能性があります。ゴミは決められた場所に置くように重ねてお願いします。 この度の処置は、今後の教訓として頂くように、こちらの自宅に送ることとしました。」と述べた。

よくテレビで不法投棄をしているレポートを見た際や、ポイ捨てを目撃した際に「忘れ物でーす」と本人に送り届けて上げたい気持ちになったことが度々あったが、この大臣は本当にやってくれちゃいました。
タイらしいといったニュースかもしれませんが、こういうのはどんどんやってほしいですね。

 

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