新型コロナの影響か?!1日5件以上。タイの児童虐待は右肩上がり

photo by The Bangkok Post

クロスボンバーでも度々お伝えしてきたが、今年の前半は子どもに対する暴力の報告が数多くあったと地元メディアがレポートしています。一部抜粋でご紹介します。

これらの事件の多くには、共通点が存在します。それは暴力の加害者がいつもその子供に近い人々だということです。 2018年10月から2019年9月までの1300ホットラインの統計によると、子供と若者に対する暴力の報告は、1日あたり平均5件で、そのうち3件のケースが家庭内暴力としてリポートされています。子供が経験する家庭内暴力の最も主たる形態は、自分の父親または母親が犯した肉体的、性的暴力だそうです。

上記の数値は1300ホットラインに報告されたケースのみであり、氷山の一角であることにご注意ください。子供が虐待に直面していたとしても報告されていないケースが多くあるとも考えられています。したがって、タイでの子どもに対する暴力事件の総数は、1日あたりの平均5件以上だということです。心配なのは、今現在も多くの子どもたちが自分たちの家で暴力に直面しているということです。これは、現在の児童保護制度が社会の最小単位である世帯に届いていないことを示唆しています。

世界的な流行をもたらした新型コロナの発生は、この状況を悪化させたかもしれない。 1300ホットラインによると、2020年5月と6月に報告された症例数はそれぞれ169症例と182症例となっており、前年度から約11%増加しました。これは、新型コロナ禍後に、通常5月に開かれるべき学校が7月まで開校しなかったためと思われます。

タイ家庭内暴力情報センターによると、子供に対する暴力を含む事件の数は、過去10年間で年間平均17%増加しています。 これは、法律が子供たちを取り巻く現在のリスクに対応できない可能性があることを示唆しています。

現在、児童保護法を改正する試みがあります。地域世帯をよく知っている地方警察官を含めることで、業務の利便性と速度が向上し、おそらくより多くの報告が奨励されると予想されます。地域の状況をよりよく理解することは、地域住民の子どもの健康に関する意識を高めるために、監視活動の改善にもつながります。

日本の交番システムのようなものを取り入れようとしているのでしょうか。
地方に点在する一家庭内へ、どれだけ目を配ることができるかが問題でしょう。
課題は多いですが子供たちは今現在もSOSを発信しています。

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