タイ・デジタル宝くじが2日強で完売に。販売数増を検討中も一般販売員からは不満の声。

タイ政府宝くじ事務所(GLO)の理事会は、①6月16日と②7月1日の抽選宝くじがそれぞれ①4日と②2日強で完売してしまったため、オンラインで販売できるデジタル宝くじの数を増やすことを検討しています。

政府宝くじ事務所理事長は6月19日(日曜日)、6月17日に発売された7月1日の抽選の515万枚のデジタル宝くじが2日で完売したと述べています。

3日以内に2ロット目のデジタル宝くじが売り切れたのは予想を超えていたと同氏は述べています。
これは、一般の人々が好きな数のチケットを本来の適正価格である1枚80バーツで購入できることが好評を得ていることを示していると思われます。

また、デジタル宝くじの購入者は、当選したチケットを持っている場合、「パオタン」(お財布)アプリを介して自動的に通知されるため、チケットの紛失や賞品の請求に問題がないことが保証されることも利点です。

木曜日のGLO理事会で、現在約510万に設定されているデジタル宝くじの数量を、世論の反応を考慮して増やすべきかどうかを検討すると述べています。

オンラインチケット販売の開始以来、一般販売の宝くじが売れ残っていると不満を言う販売員もいれば、在庫をクリアするために割引価格で宝くじを販売することを余儀なくされたと言う販売員もいます。

足を使って小売りする販売員には申し訳ないかもしれませんが、やはり違法に価格を釣り上げてこれまで販売されていたことは事実ですし、未来永劫人海戦による販売方法が保証されているわけではないので、どこかでデジタル化されることは避けられない現実ではあるでしょう。
タイ政府がこのような人たちに別途優先的に、雇用対策を行うべきなのかもしれません。

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