【タイ】奴隷サル問題に政治家が反論!トリュフを摘むブタは虐待ではないのか?!

写真はイメージです

2020年7月7日。
先日、紹介した【閲覧注意】あなたの食べてるココナッツミルク、狂気の味がしませんか?の記事にある、動物保護団体(PETA)が暴露したタイのココナッツプランデーションで酷使され、虐待されているサルについて、タイの政治家が反論しました。

「タイのサルはココナッツを摘み、ヨーロッパのブタはトリュフを拾います。これは文化的な方法です。それはお互いの文化を尊重する必要があります。人種差別主義にならないように気を使いましょう」と。

サルがココナッツを集めさせ、動物虐待を行っていると主張し、ココナッツミルク、ココナッツ製品のボイコットを決めたイギリスのデパートに向けてこのように呼びかけました。

人々とサルは学校でモンキートレーニングを行い、協力しココナッツを集めるために一緒に働きます。また、ココナッツは、トムカーガイ、タイのグリーンカレー、世界中で知られているタイ料理に必要な成分です。

西洋では、豚を使ってトリュフを掘るのを手伝っています。このキノコの香りは絶品です。スープからサラダ、メインディッシュまで、料理を引き立てるよい食材です。

動物保護団体(PETA)が動物反対運動を展開しています。理解できる部分もあります。しかし今回は、タイのココナッツを含むタイ製品を店から禁止するために多くの国でキャンペーンを展開するに至りました。それはあまりにも残酷で人種差別的だと思います。 現代社会において、さまざまな人種や文化を尊重すべきです。とも主張しています。

ただどうでしょう。人間は太古の昔より、牛や馬を使役し農業を行ってまいりました。ただ、労働外で身動き一つとれないゲージに閉じ込めましたでしょうか? 雨ざらし中、そのような檻に閉じ込めたでしょうか。精神に異常をきたすような、飼い方をしたでしょうか。問題なのはその部分です。サルやゾウが共存するために居場所の一つとして、ある程度の労働利用をすることまでを問題にしているのではなく、鎖や檻でがんじがらめにして身動きが取れないような虐待を繰り返していることを告発しているのです。

観光客にも人気のチャトゥチャックウィークエンドマーケットに行くと、そのような哀れな動物たちを見ることができます。
みなさんは、どうお感じになりますか?

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