タイへの旅行者や在住者は特に! 「死の切手」(デススタンプ)にご注意を。薬物はあなたのすぐそばまで迫っています。

タイは、様々な薬物が氾濫しています。
油断は禁物です。

幻覚剤を染み込ませた紙片、いわゆる「死の切手」(デススタンプ)について、医療サービス局が3月4日、警告を発しました。
これらのいわゆるデススタンプは、リゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)を一滴含んだ小さいカラフルな吸い取り紙で、舌の下に置くとゆっくりと薬物が放出されます。

LSDは、最初は使用者に幸福感を与えますが、後に幻覚、難聴、知覚の歪みを引き起こす可能性があるとレポートされています。
中には自傷行為をしたり、自殺を考えたりする人もいるかもしれません。

「LSDは30分から90分以内に効果が現れ、その影響は最長12時間続く可能性がある」と同局は説明します。

親王女国立薬物乱用治療研究所(PMNIDAT)は、LSDは暴力、身体的暴行、さらには交通事故を引き起こす可能性があると主張しています。

LSDを過剰に摂取すると、統合失調症、うつ病、幻覚、難聴(耳鳴り)などの慢性精神疾患のリスクを引き起こす可能性があり、治療にも長い時間がかかる非常にやっかいな薬物であることを警告しています。

同氏はまた、人々、特に十代の若者や旅行者に対し、健康に影響を与える可能性のある新たな違法薬物に注意するよう伝えています。

友人から「これ美味しいから食べてみなよ」などと奨められ、口にしまったことが薬物への入口だったりするかもしれません。

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