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【タイランド・クイズ!】道端に並べられた小物の数々。これなんだかわかりますか?
- 2020/6/14
- もっと知りタイランド
2020年6月13日。
先ずは表題の答えをじっくり考えてから本文に目を通してください!
タイ南部の都市サトゥーン県の一風景をお伝えします。
新型コロナ禍の影響で失業者などを民間レベルで助け合おうという試み「トゥーパンスク(幸せのおすそ分けボックス)」が始まってからしばらく経つが、その間よからぬ輩や明らかなマナー違反者を出しながらも、続けられている。供給し続ける人があって成り立っているわけだが、日本ではまず起こらないこの試みが続いていることには賛美の声を上げさせて頂きたい。タイ人とは、非常に素晴らしい国民だと思います。
しかしながら、そのよからぬ輩というのはどうしても何%か出てくるもの。そのためある一定のルールを設けているところも出てきています。
ここサトゥーン県でもルールがあります。毎週月曜日、水曜日、金曜日の16時から18時までを利用可能時間として制限しています。しかし、良い救援物資の数は限られています。並ばなければ、良い品ものからなくなっていってしまいます。
そこでタイルールが自然発生しました。
靴、ヘルメット、傘、キーホルダー、レンガ、ペットボトルの水など、一見ゴミかと思われるような小物で並び順を確保しているのです。
自分の順番が来ると、一人がキャビネットから3つのものを選んでよいことになっています。多くの人が米、卵、植物油を選んで行くそうです。
実は、これに似たことが取材先で何度か経験したことがあります。
完全に飲みかけのなくなりかけの水ペットが一つ置いてあったので、「誰かが捨てていったのだろう」と思い、端の方へ寄せておいたのですが、取材開始ギリギリの時間になって「ここは場所を予約しといたんだけど」と頑強に主張されたことがありました。その人は飲み終わりかけのペットボトルの水一本でかなりの場所を専有していきました。
さらに今度はこちらが、取材時間まで少し時間があるなと思い、腹ごしらえをしようと中型の脚立を置いてその場所をキープしていたのですが、今度はその脚立が大分向こうへ移動させられており、知らぬ人がしっかり陣取っていました。正直言いたいことがたくさんありましたが、ほぼオールタイ人の現場なので、口論しても基本勝てませんので、それ以来一度陣取ったらトイレでも離れないようにするか、知り合いがいる場合は見ててもらうようにしてます。
さあ、みなさんはこのクイズ、当てることができましたか? 当てることができたらかなりな「タイ通」を気取って問題ありません。クロスボンバー編集部が保証します!