【タイ】世界的な動きとなっている「フリーパントリー」とは?

2020年5月11日。

2019年12月に中国の武漢で広まった新型コロナウィルスの被害は、世界で感染者数400万人以上、死亡者28万人近くとなっている。感染者とならなくとも人々の生活は制限され、あるものは職を失い、ある者は生活苦から自殺までするようになった。
そのような生活困窮者に手を差し伸べようと世界は動いている。その一つがこの「フリーパントリー」プロジェクトだ。

タイでもこのアイデアに賛同し、次々とパントリー(キッチン用戸棚)の設置に動いている。

例えばバンコク近郊だと、スクンビット71にあるプラジャックベーカリーショップの前、ペッカセム道路54のウワ仏教協会の前などに設置されている。 そして最近、その概念が地方にも波及し、いまやタイ全土に広がりつつあります。詳しい場所などは、SNSなどを通じて素早く情報が流布されています。

さてこの「フリーパントリー」どのようなプロジェクトなのかというと…。

道端に食料品を入れる戸棚を設置し、その中に食べ物を補給し、生活困窮者はそこから食べ物を無料で持って行って良いというシステム。
「そんな、持って行くやつはいても無料で入れてくれるやつなんているのー?」って声もあるかもしれない。もしそう思ってしまったあなたは、少し自身の心の狭さを認識した方が良いかもしれない。フリーパントリーには常に、米、インスタントラーメン、缶詰の魚、卵、飲料水、さらには果物、既製のバッグなどぎっしり詰まっている。 継続的にキャビネットに追加され、午前6時から午後9時まで誰でも利用可能なのだ。

これはタイ政府がおこなっているのではない。民間運動なのだ。
タイは、困難が訪れるたびに「コンタイチュアイカン」(タイ人同士助け合おう)といって、助け合い困難を乗り越えてきた。世界的に起きているこのような運動は、タイ人気質にマッチしたものだったのだろう。果たして我々の母国・日本はどうだろうか。

情報元:SANOOK

 

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