タイ人マダムは金(ゴールド)がお好き⁈~タイの金・取引事情について

タイでよく見かける「金行」とは?

タイに来てデパートやショッピングモールに行くと必ずと言ってほど見かけるのは、
きらびやかに輝く金(ゴールド)を取り扱う店、いわゆる「金行」だ。

ちなみに銀行は何故「銀行」と呼ぶかと言うと…
明治5年(1872)に当時の有識者、学者らが集まり「Bank」を訳す際に
「金行」と「銀行」の候補が上がったそうだ。
最終的には「語呂がよい」と言う理由で「銀行」が採用されたとのこと。
嘘のようなホントの話し。

この「金行」による金の取り引きはタイ人には非常に人気がある。

昨今は経済の安定も見られていたが、長い歴史を紐解くと
アジア経済危機や数度に及ぶ政変など、まだまだ不安定要素が尽きないタイ。

そのような時、タイ人にとって最も信頼のおける資産、
それこそが「金(ゴールド)」なのだ。

ではタイ人にとって、何故「金」が最も信頼のおける資産なのか、
もう少し細かくかつ簡潔に解説していこう。

 

金(ゴールド)が好まれる3つの理由

タイ人に限らず、全世界共通とも言っていい「金」が資産として好まれる3つの理由を羅列してみる。

1、有史以前より貴重とされた金属である
2、産出量が有限である
3、経済不況や政変などに強い

1、有史以前より貴重とされた金属である

紀元前のはるか昔より、装飾品や資産として好まれていた金。
世界共通での価値があり、世界中で換金も可能。

2、産出量が有限である

人口的に作り出すことが不可能な上、世界での産出量には限度があり、
一定以上の価値を維持することができる

3、経済不況や政変などに強い

今回の新型コロナウィルスもそうだが、リーマンショックや通貨危機など
世界的な不況は度々起きている。
タイでは数度に渡り、政変も起きていて、今後も絶対に安定するとは言い難い状況だ。
その都度、価値を上げてきたのが「金」である。
貨幣は、状況によって乱高下することがあるが、「金」はそのような時に強い信頼感がある。

【注意】日本とは違う? タイの特殊な流通事情

実は一口に「金」といってもその含有量によって呼び名も様々なのです。
日本ではよく、「24金」「18金」などと聞くことが多いかもしれませんが、
タイでは「23金」になります。

金の含有量

  • 24金=約100%
  • 23金=96.5%
  • 18金=75%

 

当然ですが、金の含有率が高いほど価格も高くなります。

またタイでは金を計るときには、重さの単位である「1バーツ(15.16g)」が使われます。
タイのお金の単位と全く同じ単語なので、最初は戸惑う方もいるかもしれませんが、
覚えておくと便利です。

誰でも購入可能?

大きなデパートやショッピングモール内には必ずと言ってほど
金を取り扱うショップ「金行」がある。

そこに行けば、外国人でも購入可能だ。

基本的には重さによって価格が分けられている。
また指輪やネックレスのようなタイプだと、多少加工手数料が高めなので
もしアクセサリーとして利用する必要がなければ、
ゴールドバータイプがリーズナブルでお薦めだ。

アクセサリータイプなら多少交渉も可能だが、
加工手数料の分からの値引きなので、期待できるほどではない。

 

平時に買って、有事で売る

タイ人の場合、投資目的で購入している人も多いので、購入の仕方も巧妙だ。
基本「平時に買って、有事で売る」を繰り返している強者も多い。

過去記事参照:【タイ】金相場が高騰中!~新型コロナウィルス不況が原因か⁈

前述の通り、貨幣危機を経験している国民なので、
自国のバーツよりも金の方が安心感を抱いている者が多いことの裏付けでもある。

新型コロナウィルスの影響で世界的な不況がこれから本格的に起こるとみている
経済評論家も多い中、みなさんも貨幣よりも信頼度の高い「金」預金を始めてみてはいかがだろうか。

ちなみにタイで購入した「金」を日本に持ち込む場合、制限などがありますので、
詳細につきましては都度、日本の税関サイトをご参照下さい。

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