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タイ・スワンナプーム空港に「喫煙室」のモデルルーム設置。7月末完成予定。
- 2025/7/18
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7月18日、タバコ製品管理委員会事務局長であるチャヤナン医師(タイ公衆衛生省 疾病管理局)は、タイの空港内に設置予定の喫煙室に関して以下のように述べました。
これまでの空港では、建物の外側に喫煙所を設けることが一般的であり、多くの空港では出入り口の外側などに設置されてきました。
しかし一部の乗客がトイレなど本来喫煙禁止の場所で喫煙してしまうことがあり、受動喫煙の問題や法令違反が問題視されてきました。
このため、タイ空港公社(AOT)はスワンナプーム空港の建物内に喫煙室を設けることを提案しました。
特に国際線乗り継ぎなどで、空港建物の外に出られない乗客への対応が求められているためです。
同医師は、2025年6月に開催された国家タバコ製品管理委員会での決定に基づき、スワンナプーム空港内にモデル喫煙室を設けることが決まったと発表しました。
具体的には、SAT-1ターミナルに1室、出発ロビー(4階)に3室、また建物外の喫煙室は2階の屋外エリアに設置予定です。
また、今後新しい空港施設を建設する際には、喫煙室を建物内に設ける設計とするよう強く求められました。
同省大臣も、他の利用者への影響がないよう、特に受動喫煙のリスクがない設計とすることの重要性を強調しました。
喫煙室の仕様としては、病気隔離室に近い構造(2重扉、陰圧空気管理システム、良好な換気設備)が求められ、タバコの煙が外部に漏れないように設計されます。
室内の広さについては特に基準を設けず、設計の質を重視しています。
このモデル喫煙室は2025年7月末までに完成予定で、その後安全性評価を経て8月から試験的運用が始まります。
この運用結果を踏まえ、再度委員会で議論される予定です。
それでもトイレでタバコを吸う人はいるでしょうね。
喫煙したばかりの人がとなり来たら嫌だなあ。
機内の座席も分けて欲しい。