- Home
- 事件(タイローカル)
- タクシーでパタヤへ向かった外国人観光客、運賃の代わりに「大麻」を提示。運転手はどうした?
タクシーでパタヤへ向かった外国人観光客、運賃の代わりに「大麻」を提示。運転手はどうした?
- 2025/7/16
- 事件(タイローカル)

7月15日午後、パタヤ市警察と観光警察は、54歳のタクシー運転手と、34歳の北アイルランド出身の観光客マシュー氏との間で起きたトラブルの仲裁にあたりました。
事件は、同日午前1時30分ごろにさかのぼります。
スワンナプーム空港からパタヤまで乗せたマシュー氏が運賃の支払いを拒否し、その代わりに大きな袋に入った大麻を差し出したとして、タクシー運転手が警察に被害を届け出たのです。
運転手の主張
タクシー運転手によりますと、目的地のホテルに到着後、マシュー氏は「手元に900バーツしかなく、妻は50バーツしか持っていない」と説明してきたいと言います。
残りの1,050バーツ(合計運賃2,000バーツ)を請求すると、マシュー氏は「現金はない」と言い、大きな袋に入った大麻を差し出して「代わりにこれでどうか」と申し出てきたとのこと。
運転手は当然これを拒否し、警察に通報すると伝えたところ、マシュー氏とその妻はホテル内に逃げ込むように姿を消してしまったといいます。
警察署での和解
その後、マシュー氏がパタヤ市警察署に出頭し、「現金が足りなかったためATMに連れて行ってもらおうとしたが、うまくいかなかった」と説明したと言います。
また、大麻については「友人との会話の中で出た話題であり、運賃の代わりに渡そうとしたつもりはなかった」と主張しました。
最終的に、マシュー氏は合意通り2,000バーツを支払い、両者は訴訟などを行うことなく、その場で解決となったとのことです。
いろいろな客はいるでしょうが、意思疎通がうまくとれなかったことも原因かもしれません。