バンコク大型ショッピングモール５階から飛び降り。IT講師の女性、仕事の悩みでうつ状態に。

７月５日午後１時ごろ、バンコク・ラクシー区にある大型ショッピングモールの駐車場で、女性が５階から飛び降り死亡する事件が発生しました。

■ 被害者は35歳のオンラインIT講師

死亡したのはノンタブリー県在住のポーさん（35歳）で、子ども向けにオンラインでコンピューターを教える講師でした。

当日は母親と共にショッピングモールを訪れ、ビーズ細工の教室に参加予定だったと言います。
普段は母親が１時間ほど別行動し、終了後に合流して一緒に帰宅する習慣でしたが、この日は教室に入らず、そのまま５階の駐車場から飛び降りて命を絶ったとみられています。

■ うつ病と仕事のプレッシャー

家族によると、ポーさんは以前からうつ病を患っていたとされ、最近は学術プロジェクトの進行に強いストレスを感じており、「もう生きていたくない」と漏らしていたとのこと。
家族は励ましていたものの、今回の悲劇は突然起こったと語っています。