タイ、砂糖税に続き「塩税」導入へ。健康志向市場拡大に対応。

タイ歳入局は、2025年4月に完全施行された砂糖税に続き、ナトリウム含有量に応じた「塩税」の導入予定していると発表しました。

税制は段階別に、即席麺・スナック・冷凍食品などが主な対象となっています。

WHO推奨の摂取量(1日2,000mg)に対し、タイ人は平均3,600mg以上摂取しており、健康被害抑制を目的としています。
各企業には、税負担を避けるため、「低糖・低ナトリウム」商品の開発・改良に注力することが狙いです。ネスレやコカ・コーラなどが積極対応。

健康食品市場が急成長しており、消費者の選択肢も多様化してきました。
今後は「税回避」ではなく、本質的な健康価値の提供と信頼あるブランド戦略が重要と専門家は指摘しています。

同時に、ジャムやゼリーなどの食品規格も国際基準(Codex)に準拠する形で改正をめざしているとのことです。

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