法律とは何か? タイ最高裁、タクシンの「刑務所収監無視」疑惑申し立て却下。直接に被害者ではない。 

またまた正義は置き去りにされました。
諸外国からの非難は避けられません。

4月30日、タイ最高裁判所の政治職担当刑事部門は、元民主党下院議員チャーンチャイ氏が提出した申し立てを却下しました。

この申し立ては、収監中のタクシン・チナワット元首相(8年の実刑判決を受けたが、恩赦により即1年に減刑)が、裁判所の許可を得ることなくバンコク特別刑務所から警察病院14階へ移送されて治療を受けていたことについて、矯正局の対応が法的手続きを逸脱していなかったかどうかを調査するよう求めたものでした。

しかし裁判所は「申立人はこの件に直接被害を受けたわけではなく、利害関係者でもない」として、申し立てを受理しないとの判断を下しました。

とはいえ、判決の執行が刑務所の収監命令に従っていない可能性があると裁判所が認識したため、裁判所は独自に事実調査を行うことを決定しました。
そのため、関連する原告・被告、バンコク特別刑務所長、矯正局長官、警察病院の主任医師に対して説明と証拠提出を命じました(憲法付随法第6条に基づく)。
提出期限は。命令受領後30日以内と伝えられています。

なお、申立人の「命令取り消しを求める件」については、申立資格がないため審理の必要はないと判断されました。

次回の手続き(協議または審理)は2025年6月13日午前9時30分に行われる予定です。

申し立て人が被害者ではないので訴えができないとは、どういう見解か?
法を曲げてこのような前代未聞の茶番を繰り広げた罪は重い、タイに住み法を守る人々の全てが被害者です。

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