アユタヤの建設現場で不法就労外国人212人を検挙。過去にも同じ建設現場で摘発が行われていますが…。

9月24日、アユタヤ県ウタイ地区の行政官が、ノンナムソム地区にある大規模な労働者キャンプに対して、無許可の外国人労働者が多数居住しているという苦情を受け、捜査に入りました。

地元当局が現場に踏みこむと、複数の労働者が逃走を試みましたが、すぐに拘束されています。

初期調査では、212人の男性と52人の女性を含む合計264人のミャンマー国籍の労働者が、パスポートや入国書類を所持していないことが判明しました。

同キャンプへは、昨年の摘発に続き2度目の捜索となっています。
労働者の一人は、約300人がメーソート地区(ターク県)を経由してタイとミャンマーの国境を不法に越え、密航業者にそれぞれ20,000バーツを支払ったと証言しています。

彼らは主に建設現場で雇用され、無技能労働者には日当500バーツ、技能労働者には600バーツが支払われていたと伝えられています。

このキャンプは、中国資本の建設プロジェクトに労働力を提供しているとされ、以前にも当局の取り締まりを受けていますが、その後も不法労働者を雇用する運営が再開されていました。

ようするに雇用側をきちんと処罰しないので、闇のブローカーが暗躍し、弱い者に借金を負わせる結果になっています。
政府は、人材不足を補うために、むしろ弱者の方を救済すべきです。
まあ、ブローカーのバックには役人や地元マフィアが控えているので、そうはしないのでしょうが。

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