ムンバイのホテルの仕事で15万バーツの求人。着いたら5秒でパスポート没収の上、監禁。暴力と売春強要のお決まりコース。

タイ政府が呼びかけをしているにも拘らず、同様の事件が定期的に報告されています。

ウドーンターニー県とヤソートーン県出身のタイ東北部出身の2人の若い女性が、インドで家事労働者としての職を求めていたところ、詐欺被害に遭い、救援を求めています。

なんども同様の事件が報告されていますが、彼女らは現地に到着するとパスポートを没収され、暴力を振るわれ、売春の強要などおよそ人間とは思えない扱いを強いられています。

6月26日の深夜、マスコミ関係者はチョンブリー県バーンラムン地区に拠点を置く地元弁護士のノッポーン・アワムヌソン氏から調整要請を受けました。
同弁護士は、この2名がインドから国際電話で緊急に助けを求めてきたと話します。

被害者らは、「私たちはだまされ、売春を強要された。抵抗すると暴行やベルトでの殴打をされ、パスポートも取り上げられています」と説明してきたと言います。

その後、ジャーナリストは被害者にインタビューを行いました。
彼らは、月収10万~15万バーツを約束した「アップル」という名の女性に誘われて、ムンバイのホテルのメイドとして働くためにインドに渡ったことを明かしました。
3か月の雇用契約に同意し、2023年6月4日にニューデリー行きの航空券を購入しました。

到着すると、「アップル」の夫は彼らに自分の部屋に留まるように厳しく命じ、外の世界へのアクセスを制限してきました。
その際にパスポートは押収され、見知らぬ者から食事提供をされたと言います。

写真はイメージです

 

時間が経つにつれて、被害者たちは自分たちが置かれている状況が、危機的な状態であることを認識しました。
数週間にわたる身体的および精神的虐待に耐え、6月8日、オンラインチャットメッセージに応答したあるタイ人男性と連絡を取ることに成功しました。

その後、インド警察官が到着し、彼らを病院に連れて行き、精密検査を受けました。
しかし、このような周囲の努力にもかかわらず、彼らは依然としてタイに戻ることができないと言います。

ジャーナリストは、収集したすべての情報をパウィーナ子供と女性の人権を守る財団、入国管理局、国家警察本部の人身売買対策課と共有し、2人の若い女性への迅速な支援を要請しています。

よくタイでは、日本人が日本人を騙すと言いますが、タイ人もタイ人を騙しますので、そういう社会なんだということですね。

 

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