プーケットの違法建築コンドのデベ、購入者に返金せず飛ぶ。アシュトンアソークは、なぜ救済されたのか?
- 2024/9/5
- プーケット
オーストラリア人2名が、プーケットのコンド「The Peaks Residences」に対して詐欺の訴えを起こす
9月4日、中央捜査局(CIB)は、オーストラリア人「The Peaks Residences」プロジェクトを所有するKata Beach Companyに対して訴えを起こしたことを明らかにしました。
訴えを起こしたのは9月3日で、彼らは約600万バーツのコンドミニアムユニットを購入し、既に500万バーツ以上を支払いましたが、ユニットを受け取ることができませんでした。
その後、民事裁判を起こして勝訴しましたが、いまだにプロジェクト所有者から補償を受けていません。
プロジェクトの所有者であるKata Beach Company Limitedは、違法建築とみなされ許可が取り消されたため、建設を続行することができず、被害者に対して他のプロジェクトのユニットを購入するオプションを提供しました。
数年後、プロジェクトの代表者は被害者に対して、建設が予定通りに完了できないことを通知し、直接Kata Beach Companyから返金を求めるようアドバイスしました。
その後、Kata Beach Companyの代表者は分割払いによる調停を試みましたが、支払期日が来ると連絡が途絶えるようになりました。
カマラ警察署は、この訴えを受理しさらに調査を行うと述べています。
バンコク・アソークの違法建築コンドミニアム、アシュトンアソークは、都により救済措置が取られました。
一方でこのように違法建築として法が施行され、建設中止になったケースもあります。
この差はなんなのでしょうか。
法律を厳格に施行するのはもちろん賛成なのですが、なされていないケースもある中、建設中止となってしまったために被害者が出たとすれば、これは行政の責任でもあるのではないでしょうか。
もちろん、法律上デベロッパーが責任を負うべきなのですが、ではなぜ「アシュトンアソーク」はデべに責任を負わせなかったのでしょうか。
この差、何かがおかしいとは思いませんか?