タイ国境を接するミャンマーのミャワディ陥落。タイ国軍は領空侵犯に備え、スクランブル態勢。

タイ国内は完全にソンクラーンのお祭りムードではありますが、実はミャンマーとの国境付近では、不穏な空気に包まれています。

4月11日、ミャンマー国軍と戦闘を続けている反政府勢力「カレン民族同盟(KNU)」が、タイと国境を接する要衝ミャワディで最後まで残っていた軍事基地の制圧を宣言しました。

カレン民族同盟によりますと、同勢力による10日夜の攻撃を受け、兵士約200人がミャワディの基地を捨てて、撤退を始めたとのことです。

そのことを受け、タイ王室官報は、ミャンマー軍がタイの領空を侵犯した場合、空軍と軍が5分以内に攻撃できるようにするスーティン国防大臣の命令を出したと発表しています。

ミャンマー側の街ミャワディは、タイ側のターク県と国境を接しています。
隣県に、ソンクラーン祭りの名所の一つであるスコータイ県があります。

写真はイメージです

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