特に地方で暗躍するタイの闇金業者。身近な人が借金取りだったりします。

タイは闇金天国でもあります。

9月15日、警察は、無許可で超過金利事業を運営した債権回収集団のリーダー「クン・ペイ」を逮捕したと発表しました。

容疑者逮捕は、ナコンナーヨック行われました。
「クン・ペイ」こと、ピーラパット容疑者は、「許可なくサブローン事業を共同運営し、法定限度額を超える金利を請求した」容疑で、2023年5月27日から指名手配されていました。

報道によりますと、容疑者は当初、工場労働者として働いていたのですが、日々の借金取り立てに携わる友人や親族らの説得で、彼らの仲間入りをしたといいます。

収入は良く、仕事は簡単で、月給は 6,000 バーツ、日当は 100 バーツだったと自供しています。
彼の役割は、借り手を脅迫し、債権を回収することが主でした。

この事件は、2023年5月中旬頃に発生した事件に端を発しており、同容疑者と同じく借金取りをしていた親族が、日々の返済スケジュールを守れない借り手に嫌がらせをしていました。

タイの法律でもこのような融資は違法ですが、地方ではこのような闇金業者が身近に溢れていると言います。
そして過剰な金利と脅迫や暴力でもって、一般市民から搾取していきます。

悪質な個人の被害を避けるために、タイ銀行のウェブサイトで認可された融資機関を確認することができます。

と言っても、まともな金融機関に行っても貸してもらえないからこういった闇金に手を出してしまう人もいることでしょう。
(ただしタイの場合、身近な人が安心を装って貸してくる場合もありますので、一概には言えません)
やはり日本のように、違法な(金利の)金融業者から借りた場合、訴え出れば債務放棄ができるように、その手続きを簡単に行えるようにすべきでしょう。
闇金業者も商売にならないと思えば、減少するしかありません。

やっぱり最終的には、国の制度の問題なのです。

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