それは待った! 中国人観光客招致のため、ビザ発給の審査時間を大幅に短縮。むしろスクリーニングを強めるべきでは?

タイは、世界最大のアウトバウンド観光市場である中国人グループを受け入れるため、ビザ承認時間を半減し1週間以内にすると発表しました。

新型コロナウイルス感染症以前では、3~5営業日でビザの発給が行われていたため、現時点では承認に時間がかかりすぎると観光業界が不満を抱いていました。

中国は、2019年にタイ観光事業にとって最大の得意先であり、当時は1100万人がタイを訪れ、全体の28%を占めていました。

今年1月から5月18日までの中国人観光客数は100万人で、タイ政府は通年で500万人の目標を達成すると予想しています。

そんなことをすれば、逆効果になるでしょう。
入ってくるのは、怪しげな連中ばかりで、むしろスクリーニングを強化することで、安心安全な観光立国を目指す方が、長期的な視野にたてば必ず良い結果を生みます。
2019年当時など、人数は来ていたとしてもゼロドルツアーが大半で、ほとんどは中華系の企業にのみお金が回っていくだけです。
過去の数字だけを追うのではなく、現実的なフィールドスタディに基づいた観光客招致を行っていくべきです。
何でもかんでも呼べばいいというのは、暴論にもほどがあります。

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