【注目】タイでは財産を守るためなら何でも許される?! あなたならどうお感じですか?

この事件は、ある意味注目です。

隣人の所有地でマリファナの植物を盗もうとした男性を死に追いやったという事件がタイ東北部で発生しました。

家の所有者は、泥棒に入った犯人を殴打し、2週間後に犯人は死亡しました。

所有者は、自分の財産を守る権利を持っていると主張しています。

現在、故人(窃盗犯)の親族はマスコミと県警察署長に訴えており、警察署長は少なくとも過失致死罪の可能性があると述べています。

事案は再調査中です。

11月15日の22時に、死亡した男性はマリファナを植えている隣人の所有地にマリファナを盗むため侵入しました。
その後、犯行を発見され、捕まって暴行されました。

彼は、若い頃から大麻を吸っていました。

その後、彼は地元の役人に逮捕され500バーツの罰金を科されました。
当初は1か月の刑期の必要があると言われたにもかかわらず、簡単に釈放されました。

彼は帰宅しましたが、ひどい打撲を負い歩くことができない状態だったと言います。

11月23日に彼は病院に行き、数日間入院しましたが、経鼻チューブによる栄養補給を拒否したため退院しました。
そして彼は12月1日に亡くなってしまいました。

警察は、加害男性には自分の財産を守る権利があると言って、この件で大麻の所有者を起訴することを拒否しました。
彼らは家族に、この問題を放っておくべきだと脅した、とすら遺族たちは主張します。

難しいケースではありますね。
まず泥棒に入ったことは、まぎれもなく悪。
自分の財産を守るべく、泥棒を阻止しようとすることは必然。
その阻止過程で、多少の暴力は当然の成り行き。(やめなさいで止める泥棒はいないでしょう。むしろ武器などで反撃されたら危険)

その暴力行為の程度が問題なのでしょうが…。
見知らぬ人が侵入してきて、どの程度の攻撃能力があるかわからない中、加減しながら阻止することは現実的に可能なのでしょうか。

相手が子供ならまだしも…。

ただ、タイでは人が死んだケースでも、「これ以上は放っておけ」と言われるほど、人の命は軽んじられています。
そのことだけはこの事件からも読み取ることはできるでしょう。

ペットは家族の一員です。決して放し飼いにしないで下さい。生きて帰っては来ないかもしれません。

 

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