やっぱり壊れていた！タイの津波警報機。プーケットでの津波被害は記憶の彼方へ。

南太平洋の島国トンガ沖で１月15日に海底火山が噴火し、ペルーでは死亡者が、日本でも津波警報が出るなど世界中に大きな影響を及ぼしました。
何かがあってからでは遅いのですが、何かがないと動かないのも事実です。

この度、タイ沿岸アンダマン海で津波を警告するブイが壊れていることが明らかになりました。
防災・軽減局では、２つの早期警告ブイを設置しています。

インド洋には、正常に動作しているものがあります。
しかし、アンダマンのものは正常に作動しておらず、交換する必要があるとタイ地元メディアは主張しています。

プラユット首相はこのことを懸念していると述べており、関係当局に急いで効果的な早期警報システムを維持するよう命じました。

2004年12月26日のスマトラ島地震による津波で、タイで確認されただけでも５千人近くが亡くなっています。
（行方不明者除く）