「スキティノーイ」、新ブランド「ナイプラーン・ムーガタ」オープン! 地方市場開拓、年内5店舗。

タイで庶民から絶大な支持を得ているしゃぶしゃぶチェーン「スキティノーイ」を運営するBNN Restaurant Groupは、新たな成長戦略としてムーガタ(タイ式焼肉鍋)食べ放題ブランド「ナイプラーン・ムーガタ(นายพรานหมูกระทะ)」を立ち上げた。
総額1億2500万バーツを投じ、年内に5店舗を開業する計画で、新たな収益の柱として育成を目指すという。

同社のナッタモン社長によると、タイのムーガタ市場は約90億バーツ規模とされる一方、タイスキ市場は約300億バーツに達しており、成長余地が大きいという。
大手チェーンの参入が少なく、地元の中小事業者が中心となっていることから、市場拡大の可能性を見込んでいる。

新ブランドは、約6カ月かけて開発。
従来の「Teenoi BBQ」とは異なり、タイ人に馴染み深いムーガタに加え、ソムタムやヤムなどのイサーン料理、かき氷やフルーツ、ココナッツソフトクリームなどのデザートも提供する。
ソースはオリジナルを含む3種類を用意し、価格は税込299バーツの定額制とした。

同社はまず地方市場を重視し、ノンタブリー県ティワノン地区を皮切りに、コンケン、サコンナコン、ナコンパトム、ウドンタニーの計5店舗を年内に出店する予定。
各店舗の投資額は約2500万バーツで、店舗面積は約1,000平方メートルとなる。

一方、政府の景気刺激策「タイチュアイタイ プラス」の影響により、6月の売上は前年同期比で10%以上減少したことも明らかにした。
同制度に参加できないことから来店客数が落ち込んでいるという。
しかし同社は、この期間を利用して既存店舗の改装を進めており、3店舗を上位ブランド「Teenoi Plus+」へ刷新する計画だ。

それでも同社は2026年の売上目標130億バーツを据え置き、出店計画も変更しない方針を示している。
現在、グループ全体では133店舗を展開しており、平日は1日平均10万人、週末は14万人以上の来店客を集めている。
新ブランドの投入により、さらなる事業拡大を図る考えだ。

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