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タイ旅行コスト約10%上昇。急激なバーツ高と国境紛争で旅行者の足鈍化?~パタヤ観光協会。
- 2025/12/21
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タイ・カンボジア国境の緊張が続く中、観光業界では影響を慎重に見極める動きが強まっている。
12月20日、チョンブリー県観光連盟会長は、現在の情勢が観光に及ぼす影響について記者団に語った。
会長によると、パタヤ市は現時点で直接的な打撃は受けていないが、国境に近いチャンタブリー県とトラート県では宿泊予約がほぼ全てキャンセルされ、特に人気観光地のチャーン島で影響が深刻だという。
一部の旅行者はツアー会社の判断で行き先をパタヤへ変更しているが、全体の落ち込みを補うには至っていない。
また、海外メディアの報道により、外国人観光客がタイ全体の治安に不安を抱く傾向が強まっている点も課題として挙げた。国境での出来事が局地的であっても、「タイで緊張が高まっている」という印象が、旅行をためらわせる要因になっているという。
加えて、急速に進んだバーツ高も観光消費を圧迫している。
為替は過去4〜5年で最も高い水準となり、外国人観光客の滞在コストは約8〜10%上昇。
特に欧州やロシアなど長距離市場への影響が大きい。
その結果、例年ハイシーズンとなる年末年始でも、ホテルの予約率は想定を下回り、多くの施設で50%未満にとどまっている。
同協会は、国境情勢の早期沈静化と不安要因の解消が、観光回復の鍵になると主張している。

カンボジアが雇用した米国のロビー企業の情報を鵜呑みにして、誤った報道をしている日本の主要メディアにも目に余りますね。






































