都がバンコクとその周辺エリアのカウントダウンイベントの中止を要請。許可次第では開催の道もアリ。

バンコク都(BMA)は、バンコクとその隣県で行う公開カウントダウンイベントのキャンセルを要請しています。

大晦日にカウントダウンイベントを開催したい民間組織は、BMAに許可を求める必要があります。

これは20日日曜日に、公衆衛生当局がサムットサコーンでの新規新型コロナ感染者の総数が、694に増加したことを確認した後に発表となりました。
この事件は、サムットサコーン魚市場で起きました。感染者の大多数はミャンマーからの移民労働者でありますが、バンコク、サムットサコーン、アユタヤ、ナコンパトムでも、感染が拡大した事件でもあります

20日には先駆けて、チョンブリー県のバンセーンビーチで行われる「Countdown 2021」イベントのキャンセルが発表されました。
前日の19日土曜日には、バンコクから遠くナコーンラチャシーマーでのカウントダウンイベントの中止も発表されました。
両方のイベントの主催者は、キャンセルの理由として新型コロナの拡散防止を挙げています。
一方で後者については、事件が公になる前でしたので、先日のビッグマウンテンミュージックフェスティバル途中キャンセルの余波ではないかという見方もあるようです。

ビッグマウンテンMフェス2日目が開演中にキャンセル。コロナを理由とするも…

さらに冒頭で申した通り、かなり強い口調での要請とは言え、バンコク都から許可が得られれば、開催は可能であるとも読み取れます。
そしてあくまでもサムットサコーンとバンコクに関しての話しですので、未だ静観しているパタヤなどでは、実行するか否かはその自治体の判断に任せられているようです。

また本日BMAは、可能であれば一般の人々は今後の14​​日間自宅で働くべきであると述べています。

バンコククリスチャンカレッジはまた、1月3日までの11日間、学校を閉鎖することを発表し、バンコクとその周辺地域のより多くの学校がそれに続くだろうとされています。

ちなみにサムットサコーン県はロックダウン中ですので、エリア外からの移動は慎んでください。
そして、12月中にサムットサコーン県に行ったことがある方は、一度PCR検査を受けることをお薦めします。

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