タイ東北部、第5タイ・ラオス友好橋、12月25日開通へ。物流・人流の新たな要衝に。
- 2025/12/14
- タイ東北部

「第5タイ・ラオス友好橋(ブンカーン県―ボリカムサイ県)」および関連国境検問所が、12月25日に正式開通する予定です。
この橋は、タイ東北部ブンカーン県と、ラオス人民民主共和国ボリカムサイ県を結ぶ新ルートとなります。
今回の開通により、両国間の人の往来および貨物輸送を含む物流システムの利便性が大きく向上することが期待されています。
これまで回り道を余儀なくされていた国境通過がスムーズになり、タイ東北部とラオス中部を直接結ぶ重要な交通動脈として機能します。

特に、農産物や工業製品などの越境輸送において、輸送時間の短縮やコスト削減が見込まれ、地域経済の活性化につながるとされています。
また、観光面でも新たなルートの誕生により、両国間の観光交流拡大が期待されています。
ブンカーン県はメコン川沿いに位置し、ラオスと地理的・文化的に深い結びつきを持つ地域です。
今回の友好橋建設は、ASEAN地域における連結性強化政策の一環としても位置づけられており、タイ政府が進める物流ハブ構想を後押しする重要プロジェクトの一つとなっています。
関係当局によると、橋梁および国境検問所の設備は、出入国管理や通関手続きを効率化する設計となっており、将来的な交通量の増加にも対応可能とされています。







































