洪水後の二次災害。タイ北部で道路が陥没。行政「約50万バーツの予算が計上できない」

経済が沈みゆくタイランドですが、リアルに地盤も沈んでいっています。

10月21日、ピッサヌローク県ワントーン郡では、洪水被害が収束し水位はすでに下がったものの、その影響として川沿いの道路が大規模に陥没する事態が発生しました。

被害があったのは、ワントーン郡ワンティン川沿いの村道で、約40メートルの範囲で深さ5メートルほど陥没。
現在、通行は全面的に禁止されています。
道路は昨日から亀裂が入り始め、本日になって急速に崩落したといいます。

住民の証言

同地区の村長は、次のように述べています。

「8月から9月にかけて、ワンティン川の水位が大幅に上昇し、一部では堤防を越えて村に浸水しました。1〜2日後に水は引きましたが、その後、地盤が緩んで川沿いの道路が大きく陥没してしまいました。」

行政の技術チームが現地を調査したところ、陥没部分は長さ36メートル、深さ5.5メートル、幅7メートルに及ぶことが確認されています。

当局の話によると、現在、選挙前の90日間の暫定期間中であるため、新たな予算を立てることはできないため、選挙管理委員会(ピッサヌローク県)に相談し、緊急修復費を計上できるか検討するとのことです。

初期の見積もりでは、修復費は少なくとも50万バーツ以上かかる見込み。

現在、当該道路は完全に通行止めとなっているが、住民は村内の他の道路を利用可能だといいます。

不要な1本10万バーツする電灯を何十本もバンバンおったてるのに、市民生活に必要なたった50万バーツが捻出できない行政とは?
寺に有り余るほどの金があるはずなので、こういう時にこそ寄進してはいかがか?

神話の神が汚職の象徴に? ラチャテワーで問題の「高価な街灯」さらに増設。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る