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パタヤ・ラン島行きのフェリーで米国人男性が海へ飛び込み救助拒否。救助しても飛び込むの繰り返し。
- 2025/10/10
- 事件(タイローカル)

10月9日午前、パタヤからラン島タワエンビーチへ向かうフェリーの中で、40歳のアメリカ人男性が突然海へ飛び込み、騒動を引き起こしました。
事件は、船がラン島まで約800メートルの地点に差しかかった際に発生しました。
男性は船首に登り、そのまま海へ飛び込み、ボートから離れるように泳ぎ出してしまいました。
乗客が船長に通報し、船を引き返して救助を試みたが、男性は手を振って別れを告げ、救助を拒否したといいます。
約1時間に及ぶ救助劇
その後も救助が難航したため、船長はパタヤ海難救助隊に応援を要請します。
ラン島救助隊は、事件の一部始終を動画に記録しました。
パタヤ市警察、観光警察、海難救助隊がラバーボートや巡視艇を出動させて救助に当たりましたが、男性は救助されても再び海に飛び込む行動を3回も繰り返しました。
混乱は約1時間続いたのち、救助隊が男性を取り押さえ、パタヤ市警察署近くのビーチへ連れ戻しました。
精神状態に懸念
調べにより、男性はニューヨーク出身のアメリカ人、ジョシュア(36歳) と確認されました。
事情聴取の際、彼は「自分で泳いでラン島まで行きたかった」「助けは必要なかった」と説明します。
しかし、当局はその不審な言動から精神的な問題を疑い、医療機関に搬送して身体および精神の精密検査を行うことを決定しました。
この騒動によりフェリーの運航は一時中断されたと伝えられています。