タイ商務省、バンコクの9,300社以上の法人登録を抹消。３年以上財務報告未提出企業が対象。

９月23日、タイ商務省（DBD）は、バンコクに本社を置く約9,300の法人の登録を抹消したと発表しました。

同省は７月31日と９月１日付で２回の公告を出し、以下の理由により9,343の会社およびパートナーシップの登録を抹消したといいます。

・３年連続でDBDに財務報告書を提出しなかった：7,032法人
・事業停止の意向をDBDに通知後、３年以内に閉鎖財務報告書を提出しなかった：2,311法人

オラモン長官は、次に地方の法人に対する調査を加速し、同様に３年連続で財務報告書を提出しない法人の登録も抹消すると述べています。

なお、登録抹消の対象となった法人は、90日以内にDBDへ説明を提出することで異議を申し立てることが可能です。
90日を過ぎると、法人は「空き法人」と分類され、取引を行うことができなくなります。

ただし、「空き法人」ステータスに指定された場合でも、指定から10年以内であれば、民事裁判所に請願を提出することでステータスを取り消すことが可能とのことです。