年利626%! タイの闇金事情、アユタヤで違法高利貸しグループを摘発。3,000万バーツ超の荒稼ぎ。

タイのえげつない闇金事情です。

9月14日、許可なく個人向け融資業を営んだ、法定を超える利息を徴収した、としてタイ警察は、アユタヤ県ウタイ郡で家宅捜索を実施しました。

その結果、ナッタポン(36)、ウィネット(28)、ティーラウット(34)の3名を逮捕しました。

押収品として、パソコン1台、ノートPC2台、携帯電話13台、銀行口座通帳8冊、融資関連書類10セットを確保。
資金の流れは、
3,000万バーツ以上にのぼることが判明しています。

調べによりますと、このグループは2025年8月から摘発対象となっていたと言います。
住民から「違法融資ネットワークが、日利1.715%、月利51.45%、年利626.25%の利息を要求している」と通報があり、調査が始まりました。

貸付先は、主に資金繰りに困っている商店主や市場の売り手。
担保や保証人は不要で、事業の状況を見て簡単承認。
融資が決まると銀行を通じて送金し、最初と最後の利息を差し引いた額を渡していたと言います。
返済が滞ると、部下を派遣して自宅・職場・店に押しかけ嫌がらせを行っていました。

その後、警察が捜査を進め、アユタヤ県裁判所から捜索令状を取得。
3か所を同時に急襲し、今回の逮捕に至ったといいます。

タイではそもそも普段から法律を守ろうとしないので、法律も民間人をなかなか守ってくれません。
借金の取り立てもやりたい放題です。

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