タイしゃぶ店員が女子学生にセクハラ! 店主は即刻該当店員を解雇し謝罪

2020年6月24日。
現在タイのネット界隈ではある日本人が起こしたセクハラ関連のニュースで炎上状態にある。この話は日本人界隈だけでなく、タイ人界隈では大きく伝播されている。何故ならタイ社会では、女性への性的ハラスメントに対しこれまでよりも敏感になっているからである。

何故なら連日に渡り、集団レイプや先生や親など権力を利用したレイプ事件がいくつもいくつも表ざたになっているからだ。これまでも我々が想像する以上にこのようなことは水面下で行われてきていたのかもしれないが、表ざたになっているだけでも本当にひどい話が連日のように報道されている。

このような背景を受け、今タイ人女性はセクハラ行為にこれまで以上に反応するようになっているのだ。

6月22日『クラシックしゃぶ』レストランが大炎上を起こしました。もちろん、火事のことではなくネット上での炎上と言う意味で。
かの日、女子大生のご一行が『クラシックしゃぶ』を訪れ、ワキワキあいあいとした集合写真をSNSに掲載しました。それをみた『クラシックしゃぶ』の従業員がこの写真にレプライする形で、「かわいいな~、食べちゃいたいな~」と行儀の悪いタイ語を用いて投稿しなおしたのです。おそらくこういうところの従業員は、そこまで年配の人ではないかと思いますが、もはやその発言は脂ぎった中年キモおやじそのものです。

その後『クラシックしゃぶ』では、Facebookページに謝罪を投稿し、お客様に大変なご迷惑をかけたことに謝罪しました。そして画像を削除し、該当従業員を解雇したとのこと。また今後はお店にSNSの管理責任者をおき、勝手に投稿できないようにするのとことです。

日本ならこれで一発アウトでお店が潰れる騒ぎとなりますが、タイはそこまでには至りませんので、後は店側の経営努力の問題でしょうか。

よくタイは母系文化だと聞くこともありますが、思った以上に女性が軽視されている部分あるので、セクハラや子供の権利の向上などは庶民の文化意識向上にも繋がります。何かよいきっかけとなることを望みます。

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