バンコクの銃乱射警察官立てこもり事件。特殊部隊の突入であっけない幕切れ。

バンコク北部の住宅街で、銃を乱射しつつ立てこもっている警察官の事件が、丸一日経過後の3月15日午後に犯人逮捕の上、解決となりました。

24時間以上続いた長い対立は、警察の特殊部隊がサイマイ地区の犯人の自宅に強硬突撃を行い、あっけない幕切れとなりました。
犯人である特別支部警察の諜報部隊の検査官、キティカーン・サンブン中佐(51歳)は、銃撃戦中に負傷し、病院に運ばれました。

警察によりますと、犯人以外でこの事件により負傷した者はいませんでした。

警察は、銃撃者が人質を取ったり、個人を標的にしたりしていないため、強行的な対策は行わないと述べていましたが、最終的には突入により解決となりました。

テロ対策の訓練を受けた銃撃者を鎮圧するために、親戚や上司を交渉者として利用したり、同僚を使ってメガホンでお気に入りの歌を歌わせたり、家に催涙ガスを発射したりするなど、さまざまな戦術が使用されました。

国家警察長官のダムロンサック氏は、キティカーン容疑者の警察官としての職務を解任することを検討すると述べました。 
また、影響を受けた民間人への損害を補償しますとの述べています。

犯人は精神疾患だったと言いますが、精神疾患の者が銃を所持する警察官をやっているのもおかしいですし、精神疾患とはいいようで、要するに薬物依存者だったという報道もあります。

 

14日発生した警官による銃乱射事件。翌日になっても解決せず。依然にらみ合い続く。

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