銃撃事件は続くよ、どこまでも。密輸の疑いのある倉庫のオーナーが、査察検査官を殺害し逃亡。

サイアムパラゴンであのような事件が起きておきながら、本日の変わらず銃に関する事件は続きます。

ペッチャブーン動物検疫所所長のサラウット氏が10月11日、大型倉庫の冷蔵倉庫を検査中に銃撃されるという事件が発生しました。

10月11日17時、ペッチャブーンのバンクラン警察署は殺人事件の通報を受け取りました。
この事件により、死亡者1名、負傷者1名が出ています。

負傷した被害者は動物検疫官のポンパンタ氏で、脇腹を1発撃たれています。
所長のサラウット氏は、9MMピストルで5回撃たれました。
二人ともロムサック病院に搬送されましたが、後にサラウット氏は死亡が確認されました。

事件現場は、大型倉庫、冷蔵倉庫、食肉処理場を擁する敷地内でした。
オーナーはアヌソーン・ドンサワン(57歳)。

午前中、サラウット氏とポンパンタ氏は、アヌソーンが豚肉を密輸しているという地元住民からの通報を受けて、この倉庫を検査する担当官でした。

当局者らはアヌソーン容疑者に対し、検査のため冷蔵倉庫から豚肉のサンプルを採取するよう求めました。
しかし彼はその要求を拒否し、役人らに敷地から立ち去るよう求めてきました。

午後遅くに当局者らが戻ってくると、アヌソーンと激しい口論になりました。
すると突然アヌソーン容疑者は銃器を取り出し、二人に向けて発砲しました。

アヌソーン容疑者は、事件後逃走したと伝えられています。

銃で撃って、何か解決すると思ったのでしょうか。
恐らく密輸を行ってきたのは事実なのでしょうから、密輸でしこたま稼いだ金で犯罪者にゆるゆるのタイなら、罰金払えば済むような気もしますが…。
逃亡するなら、あの元首相くらい稼がないとね!

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る