「トゥモローランド Thailand」12月11~13日にパタヤで初開催! チケット転売や詐欺も問題に。

世界最大級のEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)フェスティバル「Tomorrowland Thailand 2026」が、2026年12月11~13日の3日間、タイ東部チョンブリー県バーンラムン郡の「Wisdom Valley」で初開催される。
主催者は、経済効果が50億バーツを超えるとの見通しを示している。

主催会社WEAREONE.WORLD(THAILAND)によると、会場のステージや設備の建設工事はすでに40%以上が完了。
ベルギーから120個以上のコンテナでステージ設備が運び込まれ、12月の開催に向けて準備が進んでいる。

Tomorrowlandはベルギー発祥の世界的音楽フェスティバルで、「大人のディズニーランド」とも呼ばれる幻想的なステージ演出が特徴。
アジア初開催となるタイでは、6つの主要ステージを設置し、「驚き」「愛」「怒り」「喜び」「欲望」「悲しみ」の6つの感情をテーマにした演出を展開する。

また、タイの伝統家屋をイメージした特別ステージ「CODEX」も登場。
世界的DJに加え、タイ人アーティストの出演も予定されている。

チケットは、1日5万枚以上が発売開始からわずか1時間で完売。
世界196カ国から来場者が集まる見込みで、タイ人が全体の約25%を占める。
70歳以上の参加者もいるなど、幅広い世代から注目を集めている。

来場者の平均滞在日数は当初予想の3~4日を大きく上回る7日間となっており、フェスティバルに加えてタイ国内観光を楽しむ人も多いとみられる。

一方、パタヤ周辺では宿泊需要が急増。ホテルの客室稼働率は通常のハイシーズンの85%から99%に上昇し、宿泊料金が従来の3倍に高騰するケースも出ている。

主催者はホテル事業者と協議し、過度な値上げが観光客の負担にならないよう対応を進めている。

交通対策としては、シャトルバス800台を投入し、イベント終了後90~120分以内に来場者を宿泊施設へ輸送する計画だ。
一部のバスは、バンコク方面にも運行する。

安全面では、警察官約300人、警備員600~700人を配置するほか、40台以上の救急車を待機させる。
会場内への違法薬物や大麻の持ち込みは禁止としている。

また、2025年にベルギーで発生したステージ火災を教訓に、耐火性の高い資材を使用するなど防火対策も強化している。

なお、チケットの高額転売や詐欺も問題となっており、正規価格1万2,000バーツのチケットが2万9,000バーツで転売される例も報告されている。
主催者は転売を認めておらず、購入希望者に注意を呼びかけている。

2027年からは、金曜日~日曜日の3日間、2週連続で開催する形式に拡大する予定も打ち出されている。
世界的音楽イベントのアジア初上陸によって、パタヤを中心とするタイの観光・宿泊・飲食業界に大きな経済効果が期待されている。

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