2027年、ロビンソンの新業態「Ploen」「Riva」をタイの各地に展開! 既存店改装も加速。

タイの大手流通グループ、セントラル・リテール傘下の商業施設ブランド「ロビンソン(Robinson)」は、2027年に総額40億9,400万バーツを投資し、既存店舗の改装や新規出店、新業態の開発を進める計画を明らかにした。

セントラル・リテール・プロパティのレートウィット最高経営責任者(CEO)によると、同社は従来のショッピングセンター事業から、買い物、飲食、娯楽、健康サービスなどを融合した総合商業施設への転換を目指している。

新規出店では、2027年第3四半期に「ロビンソン・ノンカイ」を開業する。
総事業費は20億バーツ以上で、300を超えるブランドが出店する予定となっている。
タイ、ラオス、中国を結ぶ立地を生かし、地元住民に加えて国境を越えて訪れる観光客の需要も取り込む狙いだ。
建設工事は現在、約40%まで進んでいる。

また、2027年にはローイエット、ブリーラム、ペッチャブリー、ラーチャプルック、プラチンブリー、サコンナコーン、パヤオの計7店舗を改装する。

すでに5億バーツを投じてリニューアルしたロビンソン・サムットプラカーン店では、250以上の新ブランドを導入し、来店者数が30%増加したという。

さらに、新業態としてコミュニティモール「Ploen(プルーン)」を展開する。
第1号店となる「プルーン・ランシット」は、2027年第3四半期にランシット・ナコンナヨック通り沿いで開業予定となっている。
総事業費は15億バーツで、スーパーマーケット「Tops」や飲食店、健康・美容関連店舗などを導入する。

飲食エリアには市場形式の店舗220店以上、レストラン30店以上が出店し、24時間営業の飲食ゾーンも設ける計画だ。
プルーンは、2029年までに計7拠点へ拡大する。

一方、バンコク東部のラムカムヘン地区には、総事業費25億バーツの新商業施設「Riva Ramkhamhaeng(リヴァ・ラムカムヘン)」を開発する。

2028年第1四半期の開業を予定しており、延べ床面積は5万4,000平方メートル、200店以上が出店する。
飲食、レジャー、健康・ウェルネスを融合した施設として、買い物以外の目的でも楽しめる空間を目指す。Rivaは2030年までに計3施設を展開する計画だ。

現在、ロビンソンはタイ全国38県に46店舗を展開し、1日当たり35万人以上が利用している。
今後は既存店の改装や新業態の展開により、総賃貸面積を現在の100万平方メートルから130万平方メートルへ約30%拡大する方針だ。

レートウィットCEOは、景気減速によって消費者の支出が慎重になっているものの、同社施設の来店者数は約10%増加していると語る。
「消費者は単に価格だけでなく、自分たちの生活に合った商品やサービス、体験を重視するようになっている」と述べ、長期的な投資を継続する考えを示した。

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