タイメディアも謝罪! 中国人「エアコンの電気代が高額」の主張に「SAIJO DENKI」が猛反論!

タイのエアコンメーカー「SAIJO DENKI(サイジョー・デンキ)」は、中国人インフルエンサー「เต้าหู้」(タオフー、豆腐)がSNSに投稿した動画について、電気代に関する情報が事実と異なるとして反論する声明を発表した。

問題となったのは、同社製エアコン「Smart Cool」(12,000BTU)を使用したところ、1カ月の電力消費量が790kWhに達し、電気代が6,320バーツになったと主張する動画だ。
タオフーは、部屋の家賃が月額5,500バーツであるにもかかわらず、エアコン1台の電気代が家賃を上回ったと訴えていた。

これに対しSAIJO DENKIは、同製品がタイ発電公社(EGAT)の省エネルギー認証「ラベルNo.5」で4つ星を取得していることを強調している。
12,000~13,000BTUクラスでは、4つ星評価を獲得した唯一のブランドだと説明した。

同社によると、問題のエアコンが最大出力で運転した場合の電力消費量は1時間当たり0.973kWh。設定温度を最低の15度にし、24時間休まず30日間連続運転したとしても、月間の消費電力量は約700kWhにとどまるという。

このため、動画で示された月間790kWhという数字は、製品の最大運転能力から計算した消費電力量を上回っており、事実ではないと主張している。

さらに同社は、一般的な寝室で設定温度25度、1日10時間使用した場合、月間の消費電力量は約160kWhになると試算。
電気料金を1kWh当たり4.22バーツとして計算すると、月額約675バーツとなり、動画で示された6,320バーツは約9倍に相当すると指摘した。

SAIJO DENKIは、今回の投稿について、製品の評判を傷つける目的で事前に計画された可能性があるとの見方も示している。
エアコンを最低温度に設定し、長時間連続運転させた可能性を指摘しているが、実際の使用状況や意図については確認されていない。

同社は「Smart Cool」が高い省エネ性能を備えた製品であり、タオフーが主張するような電力を大量消費する製品ではないと改めて強調している。

一方、問題の動画内容を報じていたタイの大手ニュースメディア各誌(複数)は、十分な事実確認を行わずに情報を掲載したことを認め、SAIJO DENKIに損害を与えたとして謝罪文を掲載する事態となった。

今回の騒動は、SNSで拡散される製品レビューの信頼性や、インフルエンサーの情報発信、メディアによる事実確認の重要性を改めて浮き彫りにしている。

このタオフーのニュースは報道時から知っていたが、明かにおかしな点があったので、本誌では取り扱いを見送っている。
我々は立場的にも、転がっている情報をそのまま伝えればよいとは考えていない。
ただ、そう言った素人媒体が多いのも事実だ。

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