バンコク児童強制労働事件、政府職員が捜査情報を漏洩! 5歳児含む8人救出、暴行の痕跡も

タイ・バンコクのラムカムヘン地区で摘発された児童の強制労働を伴う人身売買事件で、政府職員が犯罪組織に取り締まり情報を漏らし、摘発を逃れる手助けをしていた疑いが浮上した。
容疑者のLINEのやり取りから、事前に捜査情報を伝えていたとみられる証拠が発見された。

事件は2026年10月13日、タイ内務省地方行政局の特別捜査チームが、バンコク都ラムカムヘン通りソイ120および122を一斉捜索したことで発覚。現場から5歳の女児を含むミャンマー人8人が救出された。

被害者は5歳から28歳までの女性・少女7人と14歳の少年1人で、うち6人が18歳未満だった。

救出後の聞き取り調査では、被害者全員が脅迫や暴行を受けていたことが判明。
顔を殴られたり、硬い物でたたかれたりしたほか、火で熱したスプーンを体に押し当てられるなどの虐待も受けていたという。
一部の子どもの体には、実際に傷痕が残っていた。

さらに逮捕された容疑者のLINE履歴から、政府職員とみられる人物が、カオサン通り周辺での立ち入り検査の日時を事前に知らせ、組織が子どもたちを移動させて摘発を逃れられるよう支援していた疑いが浮上した。

また逃げ出した被害者を探し出すため、携帯電話の基地局による位置情報の調査結果を容疑者側に提供していたとみられる証拠も確認された。

捜査によると、子どもたちはミャンマー国境のメーソート付近からタイ国内に連れてこられ、バンコクのカオサン通りや飲食店周辺で、花やオレンジジュース、花輪などを売る仕事を強制されていた。
夕方から働かされ、宿泊先に戻るのは午前4時ごろだったという。

さらに、検問所では決められた名前を答えるよう暗記させられ、タイ語を話せない子どもには、警察官から質問されないよう車内で寝たふりをするよう指示していたことも明らかになった。

内務省は、公共部門汚職防止委員会事務局(PACC)と連携し、犯罪組織に協力した政府職員の特定と責任追及を進める方針だ。
また、関係者の身分証明書が不正に取得されたものではないかについても調査する。

救出された8人は現在、タイ社会開発・人間安全保障省の保護下で支援を受けている。

タイでこれだけ犯罪が蔓延っているのに摘発されないのは、すべて警察か役人と繋がっているからなのでしょう。
ほとんどのケースが市民の通報によって、ようやく動くと言った状況ですから。

バンコクで児童人身売買組織を摘発! カオサン通りで深夜まで酷使。子ども9人と18歳女性保護。

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