ローソン108、タイで新業態「プレミアム」「ブラックネオ」。過去最高売上も赤字転落で刷新!
- 2026/9/24
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タイで「LAWSON 108」を展開するサハ・ローソンは、店舗ブランドの刷新を進めている。
新たに高所得層を狙う「プレミアムローソン」と、ビジネスパーソンや若年層をターゲットとする「ブラック ネオ ローソン」の2モデルを市場に投入する。
日本式の店内調理食品や店舗体験の差別化を通じて客単価の向上を図り、収益力の改善につなげる考えだ。
サハ・ローソンの品川公彦マネージングディレクターによると、同社は今後も有望な立地への出店を進める一方、従来の画一的な店舗フォーマットから脱却し、地域や顧客層に合わせた店舗づくりを強化すると述べている。
その象徴となるのが、新たに開業した238号店と239号店だ。
238号店の「プレミアムローソン」とは、バンコク郊外の大型商業施設「フューチャーパーク・ランシット」のイーストウィング 3階に出店。
「モダン ジャパニーズ ラグジュアリー」をテーマに、上質さと現代的な日本らしさを融合したデザインを採用し、購買力の高い顧客層を狙う。

一方、239号店の「ブラック ネオ ローソン」は、ニューペッブリー通りのスッティ・ビルに開業。
ARLマッカサン駅やMRTペッブリー駅に近いビジネスエリアで、黒を基調としたデザインを採用し、会社員や若い世代を主要ターゲットに据える。

両店舗では、おでんや弁当、ベーカリーなどの店内調理・即食商品に加え、日本からの輸入商品を充実させる。
タイの競合コンビニとの差別化を図り、来店頻度と1人当たりの購入額を引き上げたい考えだ。

◆売上高33億バーツで過去最高、赤字に転落
一方、同社は収益性の改善という課題を抱えている。
2023年の売上高は約28億バーツ、純利益870万バーツだった。
2024年には売上高が約31億バーツに増加したものの、純利益は700万バーツに減少。
2025年には売上高が過去最高の約33億バーツに達した一方、560万バーツの純損失を計上し、赤字に転じた。
同社はこれまで、空港やBTS・MRTなどの公共交通機関、病院、オフィスビルといった戦略的な立地への出店を進め、売上規模を拡大してきた。
しかし、店舗運営コストの上昇やタイのコンビニ市場における激しい競争が利益を圧迫している。

今回の「プレミアム」と「ブラックネオ」は、単なる店舗デザインの刷新ではなく、購買力の高い顧客の獲得やブランド価値の向上、客単価アップを狙った収益改善策としての意味合いが強い。
日本の食文化を前面に押し出すローソン独自の強みを生かしながら、新業態が売上成長を利益につなげられるかが今後の焦点となるだろう。








































