この元住職、臭うぞ! タイの寺院で深夜の火災。その影に住職の座をめぐる対立問題が…。

ただの火事ではないようです。

タイ・プラチュアップキリカーン県 タプサケー郡にある「バーントゥンクレット寺院(วัดบ้านทุ่งเคล็ด)」 にある 1バーツ仏堂(โบสถ์เหรียญบาท)で夜間に火災が発生した。
堂内から炎が上がり、住民がホースで消火しながら消防車を待つ事態となった。

しかし同寺院は住職の座をめぐり僧侶同士が対立し裁判中で、火災の背景に注目が集まっているという。

現住職の プラ・プラシット(พระประสิทธิ์) 師は、旧住職の プラ・アティット(พระอาทิตย์) 師らが深夜に堂内へ入り、火災で損壊した物品を無断で運び出し清掃したとして、地元警察署に届け出ている。

本来、翌朝の鑑識のため封鎖されていた区域であり、「証拠隠滅の疑いがある」と訴えている。

記者が現場を確認した際には、堂内は既に片付けられ、プラ・アティット師が住民と作業を行っていた。
しかし本人は質問を拒否し、顔を撮影すれば「コンピュータ犯罪法で訴える」と恫喝してきたという。

住民のによると、出火は仏壇付近から始まり、木製の台座やエメラルド仏の安置部分、壁、エアコンへと燃え広がったと話す。
多くの住民は「電気のショートよりも、儀式後に線香やろうそくの火を消し忘れた可能性」を疑っている。

警察は火災の原因鑑定を急ぐとともに、深夜の物品移動についても事実関係を調査している。

これは臭いますな、プンプンと!

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