タイたばこ販売協会、Facebook(Meta)に違法たばこ取引の取り締まり強化を要請。

タイたばこ販売協会(TTTA)は、Facebook(Meta)が違法たばこの主要販売ルートになっているとして、デジタル経済社会省に対し取り締まりを強化するよう要請した。

協会によると、Facebookのグループやページで、販売業者が「cigarette」という単語を略語や画像で隠しながら堂々と広告を行い、年齢制限なしで消費者に販売しているという。
こうした行為は、政府機関の摘発努力を妨げMetaが法的責任を果たしていない結果であると批判している。

同協会は、Metaに対しAIを使った監視体制の強化を求め、マーケットプレイスやグループなどのコンテンツを精査するよう要請。
また、年齢確認を経ずに違法商品が広告される問題にも懸念を示した。

タイでは「たばこ製品管理法(2017年)」により、電子媒体を通じた販売や広告が禁止されている。
2025年の摘発件数は前年より39%増の18,305件、罰金総額も11億5,500万バーツに達しており、たばこ協会は政府に早急な対策を求めている。

米メタ・プラットフォームズが社内でまとめた文書によると、同社が運営するフェイスブックやインスタグラムなどのSNSは、詐欺広告や違法商品の宣伝など不正な広告によって、2024年の年間売上高の約10%、およそ160億ドルを得ていたと推計していたことが分かった、とロイター通信が報じている。

エロコンテンツは積極的にスクリーニングしているようですが、たばこやお酒、その他薬物や武器までもSNSで取引ができると言われている。
その広告費で、Metaは運営されているわけで、エロコンテンツの数百倍有害であると思われるが、いかがか?

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