韓国国税庁「プリンス グループ」のソウル支社への捜査開始! カンボジア拠点の国際詐欺犯罪にメス。

韓国の通信社・聯合ニュースは11月3日、韓国の税務当局が、カンボジアを拠点とする「プリンス・グループ」のソウル支社に対して捜査を開始したと報じました。
同グループは、国際的な詐欺ネットワークを運営している疑いが持たれています。

国税庁(NTS)は、犯罪組織が運営するオンライン詐欺に関与した疑いのある韓国人を対象にした政府全体の調査の一環として、ソウル中心部にある同グループのオフィスを調査しています。

プリンス・グループはこれまで、誘拐・拷問・殺人などの犯罪に関与したとして国際的な制裁を受けています。

偽装不動産ビジネスの疑い

国税庁によると、同グループはソウルの有名商業地区に偽の海外不動産コンサルティング会社を設立し、地元スタッフを雇用して連絡事務所のように装っていたと伝えられています。

さらに、国内の投資家から数千万〜数億ウォン規模の資金を集め、カンボジアの関連会社に送金していた疑いがあります。

カンボジアからの韓国人送還と社会的波紋

先月(10月)、オンライン詐欺への関与容疑でカンボジア当局に拘束されていた韓国人64名が、チャーター便で本国送還されました。
彼らの多くが現在、韓国内で刑事捜査の対象となっています。

この送還は、カンボジアで韓国人大学生が犯罪組織によって拷問を受け死亡した事件を受けて行われ、韓国国内では強い社会的憎悪を引き起こしました。

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