チェンマイの違法パブ「La Neuf」で242人の未成年者を検挙。閉鎖命令にも関わらず営業していたパブを警察は放置。

11月1日、特別作戦チームがチェンマイの違法パブを取り締まり、242人もの若者が検挙されました。

地元住民からの苦情に応えハロウィーンの夜、パブ「La Neuf」への強制捜査は実行されました。

住民らよりますと、パブは夜遅くまで非常に騒々しく、多くの未成年者が入場するのが見られたといいます。

この作戦は真夜中過ぎに開始され、警官らはパブに入る前、すべてのドアを封鎖しました。
そこでは、法定時間を超えてアルコールが提供されており、ほとんどの常連客は20歳未満であったことが判明しています。

今回のチェンマイの違法パブ取り締まりで、未成年飲酒者242人を検挙し、その多くが17歳から19歳であることが判明しています。

若者たちは両親が迎えに来る前に名前を記録するためにチェンマイ社会開発事務所に送られた。

パブ経営者らは営業免許を持っておらず、会場は天井が低く非常口のない違法に改造された場所でした。
しかし、この会場は3年間パブとして使われてきたと伝えられています。

知事はチェンマイ市に対し、この会場を無期限に閉鎖するよう指示しています。

一方、パブの共同経営者4人は以下の7つの容疑で起訴されています。
①ライセンスを取得せずに娯楽施設を運営すること
②18歳未満の人へのアルコール飲料の販売
③20歳未満の人へのアルコール飲料の販売
④法定営業時間外のアルコール飲料の販売 
⑤青少年に不適切な行動を奨励する。
⑥アルコール飲料の広告
⑦地方行政の許可を得ずに建物を変更すること

このパブは2020年にも一度摘発を受けており、5年間の閉鎖命令を受けていたが、まだ稼働していました。

この事件発覚後、チェンマイ警察署長は、チャンプアック警察司令官キティポン氏をただちに職務外に異動させるよう命じました。
また、警察署のナッタポンとスポジ副司令官2名と、ピラポンとアモンテープの2名の警部に対する懲戒捜査も命じています。

違法パブはあちこちにありますが、いつも住民からの通報がなければ、警察は動きませんね。
通報があっても動かないのかな。

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