タイ国内44店舗目、クラビー県初の複合商業施設「セントラル クラビー」正式オープン!

10月24日、クラビー県に「セントラル クラビー」が正式オープンしアヌティン首相兼内務大臣が主催する開業記念式典が開催されました。

「セントラル クラビー」正式オープン

南部で6番目、全国で44番目となる同施設は、総投資額45億バーツにのぼり、ショッピングセンター、住宅、コンドミニアム、ホテルを備えたクラビー初のミックスユース(複合開発)プロジェクトです。

経営最高責任者(CEO)ワラヤー氏は、

「“セントラル・クラビー”は、地域の経済・観光・生活の質を総合的に高める都市開発の中核を担います。
タイで初めて『EDGE Zero』環境認証を目指す商業施設として、持続可能な観光拠点を創出します」と述べました。

施設デザインは“Made by Krabi”をコンセプトに、島・パームツリー・ロングテールボートから着想を得ており、クラビーの自然景観と調和した開放的な建築が特徴となっています。

クラビー県の潜在力

クラビーは「アンダマン海の観光都市」として年収入約9,100億バーツを誇り、今後も欧州・インド・マレーシア・シンガポールなどからの観光客増加により、年間観光収入1兆バーツ超が見込まれると同社マーケティング部門が発表しました。

また、空港拡張による旅客数800万人規模の対応、クラビー–プーケット–パンガーを結ぶ高速フェリー港「アンダマントライアングル構想」など、インフラ整備も進行中なのも好材料だと述べています。

プロジェクト概要

・敷地面積:約114ライ(約18万㎡)
・延床面積:86,609㎡
・投資額:45億バーツ
・住宅プロジェクト:「BAAN NINYA KRABI」(高級ヴィラ)
・コンドミニアム:「PHYLL」(リゾートスタイル低層コンド)
・ホテルも計画中

クラビーの土地価格は依然手頃(約7~7.5万バーツ/坪)で、プーケットの半分程度。
今後の不動産成長ポテンシャルが高く、タイ人富裕層・外国人ロングステイ層の需要も拡大しています。

環境配慮と地域共創

セントラル・クラビーは、タイ初のEDGE Zero認証を目指す施設として、以下の4分野で持続可能性を推進。

①省エネ:ソーラーパネル1.44万㎡、発電容量3.2MW
②廃棄物管理:リサイクル道路・分別ステーション導入
③アップサイクルアート:海洋廃棄物を活用したアート展示
④地域CSR:サビナ、Good Goodsと提携し、漁網リサイクル衣料を開発

300以上の人気ブランドが出店

アディダス、ブーストジュース、ボンチョン、ラッシュなどの有名ブランドのほか、地元の人気店「Much & Mellow」「ธงทะเลซีฟู้ด」なども登場。

ファミリー向けには、Jetts Fitness(24時間)、HarborLand(南部初)、SFシネマ(全レーザー上映)などが出店します。

「Made by Krabi – すべての“クラビーらしさ”から生まれる幸福を体験」をテーマに、セントラル・クラビーはアンダマン海沿岸の新しいライフスタイル&観光ハブとしてスタートをきりました。

タイのどこに行っても、同じようなクォリティのお店が楽しめますね!

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