タイ、捜査令状なしに高齢女性の自宅に侵入した警察官7名が判明。謝罪を試みるが被害者側は拒否。

ノンタブリー県に住む「ノイ」さん(89歳)の自宅に9月2日午後8時32分ごろ、ライフルや拳銃で武装した男7人が侵入してきたとして、警察署に被害を届け出ました。

その後、その男性らがノンタブリー県バンサーリムアン警察署の捜査チームと判明しました。
7名の警察官は、89歳の女性ノーイさんの自宅に、捜索令状を示すことなく侵入したのです。

タイ、年配の女性宅に武装した7名の警察官が突如侵入! 未だ理由も明かされず、恐怖で震える毎日。

最新の進展として9月5日16:00、ノーイさんの娘ソムさんと親族がムアンノンタブリー警察署のチットポン捜査官に面会しました。

一方で、バンサーリムアン署のソムチャイ署長は、捜査チーム7名を同行させ、謝罪と和解を求めるためフルーツバスケットを持参しました。

しかし、ノーイさんは娘のソムさんと親族のマイさんを代理人として捜査官に面会させ、「警察7名との交渉は一切行わない」と表明。
フルーツバスケットも受け取りませんでした。

 

家族は一度親族と相談の上で、改めて捜査官と面会する予定で、再度の交渉日は未定としています。

今回の警察官7名の行為は、夜間に武器を伴う住居侵入、他人の財産の破壊、職務権限の濫用の可能性があり、最終的には被害者の供述次第で立件されるだろうと言われています。

そもそもなんの嫌疑で、勝手に家宅捜査に入ったのでしょうか。
だれにでも起こりうる話なので、うやむやにせず徹底的に争ってもらいたいものです。

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